AmazonのKindle Unlimitedで「タミヤRC40年間の全記録」を読んでたら急激にフロッグ系のシャーシに興味が沸いてしまい手に入れてしまいました。
ブラットのボディはピックアップトラック形状ですが、シャーシは完全にバギータイプで少々違和感があります。(いわゆるフロッグシャーシ)
滝博士へのインタビュー記事では社命でブラットを出すように言われたが、内心バギーがやりたかったのでこのシャーシを作ってしまったそうです。
もちろんこのバギーシャーシはブラットのあとでリリースして売れに売れたマイティフロッグのためであったことは本体を見ればわかりますね。
たぶんこのシャーシの製作記事はネット上にたくさんあると思いますが、自分で組んで気になって手を入れたところをかいつまんでお知らせします。
金型の劣化か固体化差はわかりませんが、普通に組むとリアアームの動きがどうにも硬くて渋いので修正します。
リアアームストッパー金具上の大きな穴の内側をサンドペーパーで削って表面を滑らかにします。(金具の縁も尖っているので滑らかにします)#400番から#1000番で仕上げていきます。金具の材質はアルミで柔らかいので削りすぎないように注意します。
金具をシャーシに取り付ける際に位置を微調整できるように、ネジ穴をやすりで少し広げておきます。
金具を取り付けるシャーシ側の固定穴(2カ所)に樹脂ワッシャーを挟むように配置します。
片方のワッシャーは少し切り欠いています。
リアアームがスムーズに動くように位置を調整しながら金具を固定します。調整中にネジ穴が舐めないようにネジはタッピングではなくミリネジの使用をオススメします。リアアームとシャーシが接触する面にはアンチウェアグリスを塗布しています。
リアアームを指で持ち上げて離したときに、自重で滑らかに下がるようになれば調整完了です。
リアダンパーのキット付属スプリングがやや硬すぎるように思うので交換してみます。
スプリングとリングキャップは他キットのフリクションダンパーに付属する標準スプリングです。リポ3000mAhのバッテリー搭載で良い感じの車高になるようにスペーサーを挟んで調整します。
取り付けたところ、リアサスが滑らかに稼働するようになりました。
フロントアップライトの上下のガタが大きいので、ビス固定の間に樹脂ワッシャーを1枚挟みます。
ラジアスアームの固定部にスプリングワッシャーを間に挟みます。
この2点の調整でフロントのがたつきがだいぶ抑えられそうです。
フロントにはシールドベアリングを入れました。このホイールかっこいいです。
メカ類も搭載してシャーシはひとまず完成しました。
バイクのフレームをモチーフにしているそうですが本当に独創的なシャーシデザインですねぇ。
モーターは540で様子を見ます。重量バランス的には短いモーターの方が良さそうな気がします。
後は肝心のボディ。どーするかかなり悩んでます。。