2017年10月24日火曜日

タミヤ ホーネットの改良 #2 (リジッドアクスルの調整)

ホーネット最大の特徴とも言えるローリングリジッドアクスル。
平らなところではそれほど気にならないですが、起伏のあるところではピョコピョコとリアが跳ねてしまいます。また、静止状態からのスタート時もアクセルを入れるとカックンと沈み込む感覚があります。

*以前に公園で走らせた様子

これらがホーネットの”味”であることも間違いないのですが、もう少し快適に走らせてみたい!
それで、このピョコピョコの原因はどこにあるのかと考えてみると、リジッドアクスルを支える軸部のバネ(ねじりばね)が弱すぎるんじゃないかと思います。
リアのダンパーをオイルダンパーに換えても、ダンパーが効く前に支持部が沈んで腰砕けの状態になっている。

改良するにしても、ホーネットの”味”であるローリングリジッドの機構は消したくないので、基部のバネを補強する方法を取ってみます。

補強はいろいろな手段があると思いますが、今回は手持ちで使ってないM-06用のスタビライザーを利用します。
シャーシ後方の両脇に上からのネジ穴がありますが、底を下からドリルで穴を開けてスタビライザーを通します。スタビライザーは少し角度を曲げて調整するだけできれいに収まります。(カットする加工は不要です)

スタビライザーの下に配置するようにアクスル部を取り付けるだけの簡単作業です。
スタビライザーを通した穴は上からタッピングネジで閉じておきます。
(ネジを締めるとスタビライザーの効きを強くできます)

横から見たところ。スタビライザーが横方向にスライドしてちょうど良いテンションでアクスルを抑えています。(滑りをよくするために少しグリスを塗っておきました)
また、アクスル基部は完全に固定されるわけではないので、ローリングリジッドの機構も活かしています。

スタビライザー付きサスペンションの動きを動画で撮ってみました。
スタビライザーとダンパーが良い感じで動いています。


リアのタイヤも新品に履き替えてリアの改良も完了です。

ボディもボロボロになっているので新調します。
さて、どんなカラーリングにしようかな。

0 件のコメント: