2019年3月1日金曜日

タミヤ ホーネット ドライバーの腕をレジンで作る。

ご存じの方も多いと思いますが、タミヤ ホーネット(およびグラスホッパー)のドライバー人形は腕が省略されていてありません。
しかしながら、実際これがあるとないとではけっこうリアリティに差がついてくるのです。
せっかくこだわって作ったボディでもありますから、ぜひともドライバー氏にも腕とハンドルをつけてあげたいと思います!

まず、腕があるドライバーから型取りをします。
バギーチャンプのドライバーとホーネットのドライバーは見た目では原型が同じで腕だけがカットされて金型が作られていると考えました。

(バギーチャンプのドライバーをすでに持っている人向けのマニアックな記事です)

型は「おゆまる」を使います。最近100円ショップでも(2本)見かけるようになりました。


ボウルに熱めのお湯とおゆまるを入れて軟化させます。

おゆまるが柔らかくなったら丸めて原型に押しつけます。
なんだかごついギプスに見えますね。

型が冷えたら取り外します。腕の付け根の方は別の塊を使って塞いでおきます。

本体にはタミヤのエポキシ樹脂を使います。本来はジオラマの水を表現するための製品のようですが、私はクリアパーツを複製するときなどに使っています。


主剤と硬化剤を2:1でよく混ぜた後で型に流し込みます。
(流し込む前に型にシリコンスプレーを吹き付けておくとあとで剥がしやすいです)
流した直後は細かい泡でいっぱいですが、時間が経つと泡が抜けてきます。
(暖かいところにおくとよりキレイに仕上がるようです)


レジンが硬化するのに1-2日ほどかかります。
固まったら適当な位置で腕を切り取り、形成し、根本に穴を開けてプラ棒を差し込みます。


通常ドライバーの胴体はキットに2体付属していますが、今回はロールセンターダンパーに干渉しないように背面が無く、下方も小さい方を使います。胴体はダンパーを通すためにアーチ状に切り欠きも入れています。(通常は小さい台が付いた胴体を使用したほうが良いと思います)
また、腕の接続部には穴を開けておきます。

ハンドルはアルミパイプで形成します。上が原型です。

できたレジンはバリ取り、形成をして位置決めします。ハンドルと持たせるために握りの部分に穴を開けておきます。

エポキシパテを使って腕を取り付けます。

パテ硬化後に形成、サフ吹き、塗装して仕上げます。
スーツの皺の部分にはエナメル塗料をグレーを使って陰影をつけます。

ボディに乗せて完成です。やはり腕とハンドルがあるとグッと実車感がでますね!
ホーネット、グラスホッパーのオーナーはぜひお試しください。


ブログ内 ホーネット関連記事
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2019年2月22日金曜日

ミニ四駆パーツで作るタミヤ ホーネットのバッテリーカバーロック

タミヤ グラスホッパー、ホーネットの弱点とも言えるバッテリーカバー。
ジャンプなどの動作でカバーが勝手に開いてしまい内蔵(バッテリー)を引きずってしまう頻発あるある。長年なんとかしようと思っていましたが、ある日ミニ四駆を作っているときに突然対策方法をひらめきました。
使用部材はほとんどミニ四駆のパーツです。
(ミニ四駆をやっている知り合いがいれば部材はもらえると思います)
・ミニ四駆 FRPマルチ補強プレート 1個
・ミニ四駆 ボールスタビキャップ 1個
・2mmワッシャー 1個
・2mmx5mm 皿ビス 1個
・2mmx8mm 皿ビス 1個
・2mm ロックナット  1個
・皿ビス穴加工ビット
*amazonで購入できるものはリンクを記事の最後に記しておきます。

シャーシ後方の縁から(バッテリー開口部)20mmぐらいの所に2mm穴を開けておきます。

FRPマルチ補強プレートを端から27mmぐらいでカットします。(厚刃ニッパーでも切れます)

皿穴ビットを使って皿穴を開けます。ルーターが無い場合は手でも開けられます。

2x5mm皿ビスを通してボールスタビキャップをねじ込みます。
ボールスタビキャップがなくても機能はしますが、あると開け閉めがしやすくなります。
(ミニ四駆やってる人は要らないほど余ってるはずです)

ミニ四駆のシャフト+ゴムパイプ+皿ビス穴ビット+スペーサーでユニバーサルシャフト的なものを作っておきます。

先ほど開けた2mm穴をバッテリーケース内側から皿穴を開けます。
ルーターを使うと圧倒的に楽ですが、頑張れば手動でも何とかなります。

内側から2x8mmの皿ビスを通します。

FRPプレートを通します。

2mmワッシャーを通してロックナットで固定します。
ロックナットは少し強めに締めておくと良いです。

使い方:バッテリーケースを取り付けます。

FRP板を円弧を描くようにずらして、バッテリーカバーが後方にずれないようにロックします。


バッテリーカバーロック利用時の動画です。

簡単かつ効果的な対処方法なので、ぜひお試しください!

 グラスホッパーのギアボックスには下記赤丸のストッパーの突起が出ているので、切断すればロックは取り付け可能です。



2019年2月19日火曜日

タミヤ ホーネット ロールセンターダンパーの設置

ホーネット・ハイエボルーションに採用したロールセンターダンパーの設置方法です。
 使ったものは下記の通り
・CVAダンパーミニ
・M-05用ステアリングワイパー(M05-B部品)
   (片方のみ使用)
・5mm ピロボール
・830ベアリング 2個 (ミニ4駆用)
・3mmx10mmタッピングネジ 1個
・フランジ付きスペーサー (余り物)
・3mmx20mm トラスネジ
・3mmx10mm  ナベネジ
・ホーネット用ダンパー金具(コの字型)
 *タミヤカスタマーサポートで取り寄せ
・M3ロックナット 3個
・タミヤ アルミターンバックル 両端を少し切断しました。
・タミヤ 5mmアジャスター 1個(余り物)
・京商 5.8φボールエンド 1個
・ホーネット用 サーボステー 1個
 (アルミサーボステーに交換して余ったもの)
*amazonで購入できるものはリンクを記事の最後に記しておきます。

3ダンパー化でおなじみのリジットアクスルの切り欠き加工です。
滑らかな動きを目指し、少し径の大きい京商のボールエンドを通すため、やや大きめの切り欠き加工になります。

タミヤのアルミターンバックルの両端を3mmほど切断して、片方をタミヤの5mm アジャスター、もう一方を京商のボールエンドを取り付けます。

リジッドアクスルとシャーシ基部との引っかかりを軽減するために角を落としておきます。

シャフトを通します。ボールエンド部分が上下左右滑らかに動けるか確認しておきます。


クランク可動域を確保するためにシャーシ後方上部を切り欠きます。厚刃のニッパーとヤスリを使えば比較的簡単に作業で来ます。

クランク部分のパーツです。M-05用ステアリングワイパー(B部品)の1部のみ使用します。
滑らかな稼働のために830ベアリング 2個を使用します。ミニ四駆用だと2個一組売りなのでムダが無いです。
ダンパー取り付け部分にはピロボールを使用します。


リジットアクスルを取り付けます。純正のアクスルスプリングは不要となります。

クランク固定基部の取り付け穴を開けます。位置を調整できるように前後に幅を取っています。

クランク基部を底面からネジ留めします。パーツはサーボステーがちょうど良いので、アルミサーボステーに取り替えた余剰品を使うと良いです。
固定がネジ1本になるので、設置部に瞬間接着剤などを流し込んでおくと強度が増します。

クランクを取り付けます。M3ネジとロックナットで固定します。

ダンパーエンド基部にはコの字型金具を使用します。このパーツはグラスホッパー、ホーネット、ランチボックッスなど(CW-01)共通です。タミヤのカスタマーサポートなどで取り寄せ可能です。 取り付けはもともと空いている穴を使用します。

 裏面からしっかりとロックナットで固定します。





CVAダンパーを取り付けます。スプリングはダートを想定してソフトを選択しましたが、路面によって変更すると良いと思います。
ダンパーエンド部分の固定にはフランジ付きスペーサー(合うものであればなんでも良いです)、ロックナットを使用しています。

ロールセンターダンパー取り付け完了時の全体像です。

動作時の検証動画です。シャーシのロールに合わせて滑らかにダンパーが稼働します。
少し手間はかかりますが、オススメの改造です。
ぜひお試しを!


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2019年2月16日土曜日

タミヤ ホーネット・ハイエボルーション リア詳細

ホーネット・ハイエボルーションのリア内部詳細です。
スムーズなローリングと発進時のリアアクスルのばたつきを制御するために、3ダンパー化するのは定番の改造ですが、今回は3つめのロールセンターダンパーを大型化して、シャーシ内に配置する方式を採用しました。(ダンパーはタミヤのC.V.A.ダンパーミニ(Ⅱ)です)

ロールセンターダンパーの支点にはステアリングクランクを使っています。
設置方法と使ったパーツについては別記事で紹介したいと思います。
リアアクスルのハンガー部の細いアクスルスプリングは取り外しています。
T4worksのビレットハンガーを使ってロングホイールベース化(+8mm)していますが、
何度か走行させると金属パーツ同士のすれで、ややロールの動きが渋くなる傾向があるので、この部分はさらに改修したいところではあります。(現時点ではシリコンスプレーをつかって対応しています)

オリジナル開発したハイトラクションウェイトです。
グラスホッパーとホーネットに対応していて、それぞれのボディやダンパーに干渉することなく取り付け可能です。

この大きさで約140gの荷重をリアセクションにかけることができ、リアアクスル跳ね上がりの抑制とグリップを向上させる働きがあります。(近日販売を予定しています)

モーターはカスタムしたホーネットにちょうど良いスピード、パワーを与えてくれると想定してトルクチューンモーターを採用しています。
タイヤは京商スコーピオン/ビートルのリアタイヤです。同マシンのユーザーならおわかりだと思いますが、このタイヤゴムが柔らかめでムチムチしていてグリップが良いのです。(それでいて摩耗耐性も良い)
グラスホッパーやホーネットのようなリジッドアクスルには現行の新しいマシン用のハイトの低いタイヤよりも、細かいギャップを吸収してくれる厚みのあるタイヤの方がマッチしていると思います。


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2019年2月13日水曜日

タミヤ ホーネット・ハイエボルーション フロント詳細

ホーネット・ハイエボルーションのフロント内部詳細です。
元のダンパーステーは切り落としています。
代わりにCRP製のダブルウィッシュボーンキットのステーを取りつけています。
ステーの幅が狭い+フロントロアアームのダンパー固定位置がボディに近いので、
使用可能なダンパーがかなり限られます。

 手持ちのダンパーの中で細くて短めのダンパーを探したところ、京商スコーピオン用のフロントダンパーが一番マッチしました。しかしながらこのダンパーを使用するにおいてもスプリングが干渉しないようにボディ側を数ミリ削る必要がありました。
また、ロアアームもスムーズな動きのためにボディ側を少し削っています。
ボディの削ることで強度が不足したところにはエポシキパテやランナーを使って補強をしています。


アッパーアームはキットでは樹脂製のパーツが付属していましたが、キャンバー角がつけられる利便性を考慮してターンバックルとアジャスターの組合せに変更しました。
ステアリングロッドもハイトルクサーボセーバーからターンバックルを延ばしてトー角の変更ができます。(ターンバックルはDT-02のサスアーム・タイロッドセットを使用しました)
以前にも提言しましたが、ホーネット(およびグラスホッパー)にはサーボをロープロファイルタイプ(サーボの厚みが少ない)にすることをおすすめします。
通常のサーボよりもバッテリーの交換が圧倒的に楽になります。やや大きめのニッケル水素やリポバッテリーでもスムーズに交換可能です。
サーボ固定のステーはアルミ製にアップグレードしています。

タイヤはノーマルよりもほんの少し径の大きい、バギーチャンプ用を使用しています。
このタイヤ、よく見るとパターンやショルダー部分も凝ったデザインでかっこいいです。

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2019年2月9日土曜日

タミヤ ホーネット・ハイエボルーション完成。

現時点で自分が理想とするホーネットに進化させた、ホーネット・ハイエボルーションが完成しました!
ノーマルとの主な違いは・・・
・フロントダブルウィッシュボーン/オイルダンパー
・フロントワイドトレッド
・ロングホイールベース
・リアロールセンターダンパー
・リアハイトラクションウェイト
・バッテリーカバーロック

一番大事にしたのは上記のアップデートを行いながら外観、走りそのものはホーネットらしさを失わないことです。

 フロントダブルウィッシュボーンはCRP製でFUTABA FX-10(タミヤ ストライカーと同じシャーシ)用の ダブルウィッシュボーン化キットを流用しています。
ダンパーとダンパーステーの主張が控えめでホーネットには違和感なく馴染むと思い採用しました。
ダンパーは太すぎず、長すぎないちょうど良いものということで京商スコーピオン/
ビートルのフロントダンパーを使いました。

フロントワイド化するにはナックルをCW-01用に交換し、ホイールとの間にスペーサーを挟んでいます。
フロント上部アームとステアリングロッドはターンバックルなので、自由にトゥー角とキャンバー角を変更することができます。


ロングホイールベース化はT4worksのビレットハンガーを使って+8mm延長しています。
(シャーシとリアリジットアクスルの間が8mm伸びます)

 リアダンパーは以前に換えたオイルダンパーをそのまま取り付けています。
(長さ、太さもちょうど良い感じなのです)
ノーマルのスパイクタイヤは耐久性に乏しいので、京商スコーピオン/ビートル用のリアブロックタイヤを使用しました。(コンパウンドはミディアム)
見た目、グリップ、耐久性ともにビンテージモデルには最適なタイヤだと思います。
ただし、ホーネットに使うにはバギーチャンプ(またはアタックバギー)用の特殊なワンピースホイールでないと取付が難しい状況です。このアルミホイールは数年前に海外のオークションサイトで購入しました。 フロントタイヤはバギーチャンプ(またはアタックバギー)用を使用しています。



 このホーネット・ハイエボルーションのキモでもあるリアハイトラクションウェイトを取り付けています。ウェイトはアスタベースオリジナルで開発したものです。
リア部分に約140gの荷重をかけることでリジットアクスルの跳ね上げを抑制して、グリップも向上させます。
あとで気がついたのですが、ボディはリアウィンドウが空いている当時ものです。
ホーネット発売当時はここの部分にスピコンの抵抗を取り付けていたようです。
(リアハイトラクションウェイトは現行ボディでも取り付け可能です)


ドライバーはロールセンターダンパーに干渉しないように下部を削りました。
腕とハンドルがないとリアリティにかけるので、バギーチャンプのドライバーの腕を型取りして樹脂で形成しました。(ハンドルはアルミパイプで作りました)

ボディのカラーはブルーバイオレットとチェリーレッドを組み合わせています。

内部構造等については次のエントリーにて紹介いたします。


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