昨年発売されてから気になってたんですが、ようやく入手してみました。
箱の中身はパーツがぎっしり。
製作過程なしで、いきなりの完成。。
意外と組立がたいへんで画像撮るの忘れてしまい、製作に2時間ぐらいかかりました。
なんともステレオタイプなロボットらしいたたずまい。
アスタくんと命名します!
このロボット、どこにプログラミング的要素があるのかいうと、前から差し込むレールに秘密があります。
レールにはギアが刻まれていて走行運動と同時にレールが引き込まれていきます。
レールには穴が空いていてブロック状のカムパーツを差し込むことができます。
じつはこのカムが キャタピラの前進動作を制御するきっかけになります。
カムが制御部分にあたるとレバーが下がり、ブレーキがかかる仕組みです。
(ロボットの動き方にはAタイプ、Bタイプが用意されていますが今回はAタイプで組み立てました)
ブレーキがかからない方のキャタピラは動いたままになるので、その間は旋回することになります。(カムが無い部分は直進することになります)
レール上のカムは右側と左側に別れて挿すことができます。この違いで直進、右旋回、左旋回を設定できます。
通常プログラミングと言えばコンピューターが必要と思いがちですが、このようにモノの形状からもプログラミングができるという面白い考え方です。 非常にタミヤらしい製品ですねぇ。
さっそくできあがったアスタくんをテスト走行(レールなしで前進のみ)させてみたのですが、なぜかまっすぐ進みません。。
組立説明書に記載された微調整を試したり、パーツを組み直しても変化無し。
どうしたものかと、ぼんやりと動いているギアボックスを眺めているとあることに気がつきました。
「左右のキャタピラの回る速度が微妙に違っている。。」
このままではキャタピラの動く速度が遅い方向に曲がることになります。
動作の違い検証してみると、ギアボックスの問題ではなく左右のモーターの速度に個体差があることがわかりました。
同じ仕様のモーターですが、どちらかが規定より「速い」または「遅い」状態にあるようです。
解決にはモーターを換えるしかありませんが、念のためタミヤのカスタマーセンターに相談してみたところ、すぐに代わりのモーターを送っていただけることになりました。
いやー、タミヤカスタマーセンターのレスポンスの良さと的確さにはいつも頭が下がります!
届いたら交換して再検証してみたいと思います。
しかし、ミニ四駆をやる者にとっては実際にモーターの速度に個体差があることがわかって複雑な心境なのでした。。
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